HSAとかIRAとか

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インフレのおかげで、数十年経てば、現金の価値なんて半分以下になっていることもざらにあり得ます。例えば、30年前(1990年)の$1は今(2020年)$1.99の価値があります。つまり、30年前に銀行に$1を貯金してそのままにしてたら、この30年間で$0.99損したことになります。今まで、銀行にお金を預けて貯金額を増やしていくのが一番賢いお金の運用法だと思ってたのですが、どうやらそれは私の思い違いだったことに最近ようやく気づきました。じゃ、どうやって資金を運用したらいいんだろう?この前、401kについて簡単にまとめてみたのですが、アメリカでの老後の資金貯蓄にはその他にもいっぱいあって、HSAとかIRAとかが有名なもののようです。簡単にまとめてみました。

HSAとは?

HSAはHealth Saving Accountの略で、今勤めている会社で提供してくれている保険についてきました。私の会社の場合、会社から毎年$750この口座にお金を入れてくれていて、あとは税金を引かれる前の給料から天引きされて、上限額まで(2020年だとsingleの場合$3550)この口座に移行することができます。この口座のお金は税金の対象にならない(州による)ので、節税という面でも、上限額まで入れておくのがオススメされています。

ただし、この口座のお金は医療費に関連するもののみにしか使えません。とはいっても、医療費の枠組みは意外と広くて、以前、眼科に行って、度の入ったサングラスを処方してもらった時、お店の人にオススメされたまま結構見た目もカッコよくって高いフレームを買ってしまった(多分合計$400ほどかかった)のですが、全てこの口座から支払うことができました。歯の矯正とかに必要な資金もこの口座から出すことができるので、現在検討中です。

その年に余ったお金は次の年に繰り越すことができて、必要な医療費以外の余ったお金を使って、その口座から直接投資することもできるようです。私自身、この口座のうまい使い方を分かっていなかったので、今まで上限額まで入れていなかったのですが、来年から、上限まで入れて、投資の方にもお金を回してみようかと思っています。

IRAとは?

IRAはIndividual Retirement Accountの略で、直訳では個人年金口座になりますかね。401kに似ているのですが、401kは会社が用意してくれている年金用口座で、IRAは個人で作るもののようです。私の認識では、自営業をしている方がこちらを使って年金積立をしているかんじです。もちろん会社勤めでも、401kとは別に、IRAを作ることもできて、これまた節税をするのに適した口座のようです。

ただ、節税をできるようなIRA口座(Traditional IRA, Roth IRA)を開くには、収入の上限があって、その額を超えているとあまり意味がないよう。収入の上限を超えても、backdoor Roth IRAを使って節税する方法もあるようなのですが、今の私には少しややこしすぎて、そこまでやる気が出ないので、こちらはオプションとして認識しておきながら、スルーします。

こんな感じで、ごく簡単にまとめてみましたが、リンク先にはさらに詳しく説明されているので、ぜひ参考にしてみてください。

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