EB1-B途中経過

ビザ

久しぶりの投稿です。新年(2021年)がスタートし、クリスマス休暇があけ、仕事が始まってから、毎日やることに追われてしまって、なかなか日々を振り返る時間を設けることができませんでした。結局、この投稿が2021年初投稿。そしてすでにもう4月(笑)、すでに一年のquarterが終わろうとしているなんて、信じられません。

さて、時間が飛ぶように消えてしまいましたが、今年の初めの方にEB1-Bの申請に少し進捗があったので、ここに書き記そうと思います。

EB1-Bとは

まずは、EB1-Bとは何かを簡単に説明します。以前の投稿で、2012年に大学院生としてアメリカに渡ってきてから、どういったビザを使ってきたかを簡単にまとめたのですが、アメリカで働きながら長期滞在を考えている場合、やっぱり欲しいのがグリーンカード。グリーンカードの申請には、アメリカ人と結婚することで貰えたりする方法や、難民申請やら、いろいろな手段があります。その中でもメジャーなのが、アメリカで雇用されてから得られるグリーンカード(Employment Based (EB))で、仕事の種類によって、EB1, EB2, EB3の主に3つに分かれています。研究者として企業に雇われた場合は、EB1を申請するのが主流なようで、EB1の利点としては、他のEBに比べて、申請スピードが早いことだともいます。

I-140

EB1-Bの申請にはいくつかのステップがあるのですが、初めの第一歩がI-140の申請です。どうやら、これは、自分の状況がEB1-Bの申請条件を満たしていることを、アメリカの移民局であるUSCISに認めてもらうためのもののようです。EB1-Bは研究者用のカテゴリーなので、研究成果、世界的に有名な教授からの推薦書(5通)などが必要でした。基本的にO1にアプライした際に使った書類を少しアップデートしたものになります。O1の時に推薦書を書いてくれた教授の方々にメールで、再度推薦書にサインをお願いする過程はちょっとストレスでした。これといって、新しい成果も出してないくせに、”この人は世界最高級の研究者です!”って自己主張の強い推薦書にサインをお願いするのには、かなり気が引けました。もう、ここは心を無にして、突き進むしかないですね。

これは申請したから約1ヶ月でアプルーブされました。Premium Processing Feeっていうのを払うと、早めにプロセスしてくれるようです。時間ってお金で買うもんなんですね。

I-485

続いて申請するのが、I-485で、Adjustment of Statusというものです。この申請には、色々と過去の書類を集めるのが必要で、今までに発行してもらったI-20(F1ビザの時に、アメリカを出るたびに新しく出してもらってたので、合計10セットほどありました)、今までのパスポート等々、全てスキャンして弁護士に送りました。少し面倒だったのが、Birth Certificateで、それをもっていなかったので、新しく申請して、発行してもらう必要があって、親戚にすごく助けていただきました。あとは、健康診断をしてもらう必要があるのですが、これは申請後に追加で提出してもいいみたいですね。

書類自体を集めるのには、I-140に比べたら楽だったのですが、どうやらこのプロセスが一番時間がかかるようで、平均して半年、運が悪ければ数年かかります。しかも、国籍によって、承認できる枠数が決められているので、日本人だと、結構すんなり承認されるのですが、インド人や中国人だと、申請人数も大量にいるので、待ち時間もその分長くなります。しかも、この申請中、O1ビザ保有者はアメリカの国外に出国できないので、当分、日本への帰省はできなさそうです涙

とまぁ、こんな感じで、今はI-485の書類を全て集め終わり、提出しようとしている段階です。2020年はトランプによる移民政策の混乱&コロナによる人の移動の激減によって例年と状況が大きく異なるので、グリーンカードの申請数も少なくなっていることを期待して、気長に待ちます。

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