会社に入ってから、一番混乱したのがこれ。401Kとか、日本にいた時には聞いたこともなかった。一体なんなの?
そもそも何?
401Kは会社の福利の一つ。退職後のために、お金を貯金してくれるシステム。毎月、給料から指定した割合分、この401Kの口座に貯金されていって、そこでたまったお金を、勝手に投資などで増やしていってくれるらしい。私のいる会社の場合、Fidelityに口座を作ってくれて、そこの人たちがお金を運用してくれる。ちなみに、この401K、Before-Tax, Roth, After-Taxの3種類の内訳がある。これがさらに話をややこしくさせちゃう。
もうちょっと詳しく。
401Kの3つの内訳の簡単な違いは以下の通り。
Before-Tax | Roth | After-Tax | |
入金する時 | 税金なし | 税金あり | 税金あり |
引き落としの時 | 税金あり | 税金なし | 税金あり |
つまり、いつお金から税金が引き落とされるかという違い。Before-Taxだと、401Kの口座から、引退後に引き落とす時に税金を払う。税率は、引退後の状況によるもの。Rothは今、税金を払ってから、払い終わった額を401K口座に入金する。引き落とす際には税金を払わないでいいらしい。After-Taxは入金する時も、引き落とす時も税金を払う必要がある。多分引き落とす時の税金は、口座運用で得たお金に適応される。これを見る限り、After-Taxの利点がなさそうだけど、Before-Tax, Rothに関しては、入金額の制限(IRAで定められた額、2020年では$19,500)や引き落とせる時期の制限があるため、After-Taxはより柔軟にお金の出し入れができる。ただし、全ての口座の入金額は$57,000(2020年IRA定め)を超えてはいけないらしい。
ちなみに、Before-TaxはTraditionalっていう別の呼び方があるっぽい。(これが紛らわしい!)
Before-Tax vs. Roth
ここで、疑問に思うのが、Before-TaxとRothのどっちにお金を入れればいのかっていうこと。Before-Taxの利点は、入金時に税金を払わなくて良いこと。多分引退後は収入が減ってるから、税率も低くなってるはず。だから、今の給料の税率で引かれるよりも、払う税金が少なくてすむかもしれない。Rothの利点は、引き落とす時に税金を払わなくていいこと。(ただし、引き落とす際は59.5歳以上で、5年以上このRoth口座を維持し続けている必要があるらしい。)つまり、口座運用で増えたお金に税金がかからない。正直、引退後の税率とか、自分の状況だけじゃなくて、アメリカの政治とかにも左右されるから、全然予想できない、ということで、私は半分半分にしちゃってます。
以上、簡単なまとめでした。これの他にも、401Kの口座に入っているお金の運用プランを自分でいろいろ選んだりすることもできるみたいだけど、私はまだそこまで手を出し切れていません。
Useful links
後日、さらに色々と調べていると、もっと詳しくまとめられているブログサイトがあったので、そちらをまとめておきます。
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